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2005年4月25日 (月)

悲しい日曜日

carpark 日曜日.子供たちは妻といっしょに実家に帰っているが,わたしは寺の仕事があって休む時間はなかった.仕事の帰り,パチンコ屋の前を通りかかって,異様な光景を見た.SUVやWagon車が列をなして駐車場に止められているのだ.家族でパチンコというのは,あまり一般的なシチュエーションではない.おそらく,お父さん方が,一人であの大きな空間をもてあますように,ここにやって来たのだろう.
 通勤時間に感じるのは,こうした前方視界を遮るような車の多さだ.大抵はあくびをしながら一人で運転しておられる.はっきり言って,道路を占有する面積は無駄そのもので,こうした車が全部小型車や軽に置き換わったなら,渋滞も少しは解消されるのではないだろうか.
 必要な時に適切に使われる限りはこうした車を否定しないが,はたしてSUVや大型Wagon車が,本来の目的で使われている時間は,その車の生涯時間の何パーセントあるのだろう.「家族像」や「友人像」といった幻想によって選択された車.描いた幸福な時間が実現できないで,ただ一人日曜日にパチンコ屋に来るためにこうした車に乗らなくてはならない現実を,オーナーはどのように受け止めているのだろう.

 八年前,長女が生まれる前に書いた「反家族主義」というエッセイがある.すこし尖った文章だが,久しぶりに読み返して懐かしかった.興味がある人は,ダウンロードして読んでみてください.

「anti-familyism.pdf」をダウンロード

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